片岡敏郎のギャラリー広告集
スモカ歯磨は、大正14年に株式会社寿屋(現社名:サントリー株式会社)で新発売されました。企画立案者は、寿屋から当社に亘って縦横に活躍した我が国広告界の鬼才と言われた『片岡敏郎』です。
<片岡敏郎 略年符
明治15年(1882)静岡圏志田郡小川村(現 焼津市)に出生。
明治29年(1896)上京して東京開成中学校に入学。将来、海軍軍人を志望。
明治32年(1899)海軍兵学校への入学ならず、故郷に戻り静岡中学卒業。
明治35年(1902)上京して、泉鏡花の門をたたき門下生となる。
明治36年(1903)小説修業に勉めたが意に違い筆を折って鏡花門を去る。
明治39年(1906)東京のシャム公使館に勤務。
明治42年(1909)シャム公使館ピアナリソン氏に伴われシャム国に渡航。
大正元年 (1912)シャム国より帰国。結婚。
大正2年 (1913)日本電報通信社(現 株式会社電通)入社。
大正3年 (1914)森永製菓株式会社 入社。
大正8年 (1919)株式会社寿屋(現サントリー株式会社)に広告部長として入社。
大正14年(1925)缶入り潤製「歯磨スモカ」を寿屋で新発売。
昭和7年 (1932)寿屋を退職し、株式会社寿毛加社に取締役として入社。
昭和15年(1940)寿毛加社を退職し、三重県尾鷲の山中に小屋を結び一人自適の生活に入る。
昭和20年(1945)北陸金沢市にて逝去。享年六十五歳。

下記掲載の広告は「広告エポックの人 片岡敏郎」(誠文堂新光社)から抜粋しました。
 
右の通り黒い黒い黒い歯が中々以て白くなりますこと   永らくアチラに居りました 英語? 
少しは行けますよ まづお早うがグッドモーネン 
手拭がタオ 揚子がブラシ 歯磨はスモカ 
エース歯磨はスモカ!

 
吸ったタバコのニコチンで、腹は黒いが歯は白い、
スモカ仕立の男前、ムハ、ムハハハハハ
    「犯人の特徴はなんでも
おッそろしく歯が汚いのだそうです」
「ふーん さてはスモカの存在も知らぬ
無教育なやッちやな」

 
娘十六・・・・
あの子もスモカを使ひ出したぞツ
  分別は 後に廻って頭を光らし前に廻って歯を白くする

 
開口一番スモカの歯!   ミルクを入れないコーヒーがブラック!
スモカを使はない歯がブラック!

 
凡そ 物は釣合だ車の両輪だ 
あなたとわたしだ タバコとスモカだ!
  ニコチン地獄に スモカ佛

 
何スモカとな?
と黒き歯むき出して訝しげに言ひければ一座一度に
白き歯出してどつとばかり笑ひぬ
 

なんとまァ おきれいなお歯・・・
と逢ふ人ごとにほめられて 
スモカ使うの わたしもういやッ!


 
お茶のまぬすし食ひ!てなもんがあるでしょうか
スモカ使はぬ煙草のみ!てなもんもねえ
   

煙や出てゆくニコチン残る 残るニコチン癪の種 
その種なればスモカが穿る


 

片岡敏郎スモカ広告全集
片岡敏郎スモカ広告全集・別冊付録
定価 \7,340-(税込)
1985年5月20日初版発行
著作権者:スモカ歯磨株式会社
発行者:マドラ出版株式会社

お問い合わせ先
マドラ出版株式会社
〒107-0062東京都港区南青山4-23-4
TEL 03-3406-1445
Email:webmaster@kokokuhihyo.com
URL:http://www.kokokuhihyo.com
カラタチの花は白いよ
スモカの歯はもつともつと白いよう・・・